6ゴールを奪った修徳がプラン通りの圧勝劇!都立石神井下し8強に名乗り!

先制ゴールを奪った修徳FW10田島慎之佑(写真=佐藤亮太)

 10月15日、第101回全国高校サッカー選手権東京予選の2次予選3回戦が各会場で行われた。

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 都立石神井修徳の一戦は修徳の圧勝となった。

 前半2分、相手DFからボールを奪った修徳FW10田島慎之佑(2年)がペナルティエリアに進入。そのままゴールに流し込み、先制。しかし、その2分後、都立石神井は修徳GKのミスを見逃さず、FW11津藤亮哉(3年)が決め、同点となった。36分、修徳、コーナーキックからDF5鈴木和尊(3年)がヘディングシュートで追加点を挙げ、2-1とした。

 後半は修徳のゴールラッシュ。5分、右サイドFW11内田大貴(3年)のマイナスのパスを受けたFW10田島がペナルティエリア内にパス。これを受けた主将MF14吉田康誠(3年)が決め3点目。

 10分には左→右への大きなサイドチェンジからFW11内田が決め4点目。30分にもFW11内田が決め5点目。終了間際42分には、再び左→右への展開からMF8森一真が得点。試合は6-1で修徳が勝ち、準々決勝に駒を進めた。

 これぞ圧勝。狙い通りの試合展開となった。

 4-3-3の修徳。ワントップFW9ンワディケ ウチェ ブライアン 世雄(2年)を起点にセカンドボールを拾って、パスをつなぐ攻撃を展開させた。ただチャンスのシーン、得点シーンの多くは都立石神井に押し込まれたあとだった。

 相手の攻撃を凌いでから、ぽっかり背後に空いた大きなスペース目がけて、ロングボール一閃。しゃにむに走って追いついた選手が果敢にゴールに迫る。相手守備陣形が整う前に決めてしまおうという、まさにそこが修徳の狙い。

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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
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