今年も野辺地西が王者・青森山田の待つ決勝戦へ
野辺地西イレブン(写真=AOMORI GOAL)
第101回全国高校サッカー選手権青森予選2試合目は、4年ぶりのベスト4入りを果たした東奥義塾と、6年連続の決勝戦進出を目指す野辺地西の対戦となった。
東奥義塾ボールでキックオフとなったこの試合は、開始早々の3分に動く。野辺地西のFW13山端琉央が、GKが弾いたこぼれ球を押し込み先制点を奪う。しかし、「前半の早い段階で、幸先よく先制点を取れましたが、どうしてもその1点を守りたいと後ろ向きになってしまい、思うように前に進めなかったという印象です」と野辺地西の三上晃監督が語ったように、両チームともにチャンスを決めきれないまま膠着状態が続いた。しかし、30分にMF24小向光のクロスをFW10金津力輝が頭で押し込み2点目を決め、前半を2-0で折り返す。78分には、途中出場のFW27成田諒雅が決めて3-0とし、このまま試合終了かと思われた78分。東奥義塾のDF5三浦凜彗のクロスが相手ディフェンダーに当たったこぼれ球を、FW27島翼が押し込み3-1に。しかし、時すでに遅し。そのまま試合終了となり、野辺地西が王者・青森山田の待つ決勝戦へ駒を進めた。
▽第101回全国高校サッカー選手権青森予選
第101回全国高校サッカー選手権青森予選