FW9川合流央が同点ゴールを挙げたものの、札幌光星は選手権出場にあと一歩及ばず

 後半に入ると風上の札幌光星が攻勢を強める。後半3分、MF佐藤がボールを運ぶと、4分には左サイドからMF池田が攻め上がる。5分にはCKのチャンスを掴むと、ゴール前で混戦を生む。こぼれ球を最後はFW川合が押し込むも、GK1小野寺信(2年)がキャッチし、得点を許さない。

 すると北海は直後の後半6分、GK小野寺からのロングフィードを受けたFW11野村光希(2年)が相手DFと競り合いながらもボールを運び自らシュート。これがネットに突き刺さり、勝ち越しのゴールを奪う。

 その後も攻守が素早く入れ替わる激しい展開を見せる両チーム。札幌光星はなんとかゴールを奪おうと必死の反撃を試みるも、北海は全員がハードワークしゴールを許さない。すると間もなく試合終了のホイッスルが吹かれる。

 試合は札幌光星の猛攻を凌ぎ切った北海が2-1で勝利し、2大会連続12回目となる選手権出場を決めた。札幌光星は41年ぶりの優勝を狙うも、あと1歩というところで涙を呑んだ。

▽第101回全国高校サッカー選手権北海道予選
第101回全国高校サッカー選手権北海道予選