激闘を制した北海が2大会連続選手権出場!札幌光星はあと一歩で涙
先制ゴールを奪った北海FW9田中準人
10月23日、第101回全国高校サッカー選手権北海道予選の決勝が行われ、2大会連続出場を目指す北海と、夏のインターハイに続いての全国大会出場を狙う札幌光星が対戦した。
北海のキックオフで試合は開始されると、立ち上がりから試合が動く。前半1分、北海はロングボールを前線へと蹴り込むと、CKを獲得する。MF8松永悠生(3年)のプレースキックにFW9田中準人(2年)がニアサイドから飛び込みヘディングシュートを叩き込むと、ボールはネットを揺らし、開始早々から北海が先手を奪う。
いきなり試合の主導権を握った北海は直後の前半2分、MF10桜庭平良(3年)が右サイドから仕掛け、中へクロスを送るも、ここはGK1がキャッチ。さらに北海は3分、またもCKのチャンスを得ると、MF松永のプレースキックからゴールを狙うものの、ここは札幌光星ディフェンス陣がクリアし追加点は許さない。
高い位置からプレスをかけてくる北海に対し、なかなかチャンスを作ることができずにいた札幌光星は前半6分、左サイドからMF8池田峻大(3年)が仕掛け中央にパス。これを受けたMF11小原祥郁(3年)がさらにFW9川合流央(3年)へパス。川合がシュートを放ちネットを揺らすものの、これは惜しくもオフサイドの判定。
しかし札幌光星は前半20分、ドリブルで仕掛けたMF10佐藤来音(3年)がペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、これをエースFW川合が落ち着いて決め、試合を振り出しに戻す。
その後は両チームとも激しい攻防を繰り広げ、互いにチャンスを作りながらもゴールを奪うことができず、前半を1-1で折り返す。
▽第101回全国高校サッカー選手権北海道予選
第101回全国高校サッカー選手権北海道予選