羽黒のMF稲葉晧己は鋭い突破を度々披露。65分にはゴールも奪った(写真=多田哲平)

 大浦恭敬監督は「バーやポストに助けられた部分もあるが、インターハイに比べて守備の粘り強さは身についた。特にCBの2人は伸びた。羽黒の選手のカットインに、以前ならもっとやられていたかもしれない」とその成長ぶりを話し、「セットプレーも練習通りでした」と2点を生んだCKについても狙い通りだったと明かした。

 一方で、敗れた羽黒も豪快な攻撃を披露した。稲葉、MF10荒井晴太(3年)、MF11佐藤聡汰郎(3年)の2列目はテクニカルで、ボランチの小西は献身的に守備をこなしつつ積極的に前線に飛び出して相手の脅威となった。またDF5瀬戸遥太(3年)はディフェンスリーダーとしてチームをよく統率した。

 羽黒の本街直樹監督は「スタイルや個々の能力は出せたのかなと思います。ただやっぱり3点目の失点が痛かったですね」と悔やんだ。

(文・写真=多田哲平)

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権