試合後、四学香川西の選手たちは悔しさを押し殺しながら、相手の強さに驚嘆した。
夏のインターハイ王者が演じたのは、怒涛のゴールショーだ。
前橋育英は序盤からゲームの主導権を握った。FW10高足善(3年)とFW15山本颯太(3年)の2トップをターゲットとして攻撃を組み立て、右のMF9小池直矢(3年)と左のMF8大久保帆人(3年)がサイドから打開を図る。
14分に小池、15分に山本がいずれもヘディングでのシュートチャンスを得ると、24分に先制機が訪れる。右サイドからのクロスのこぼれ球に反応した高足がゴール左上を撃ち抜いた。高足は1回戦に続き2戦連発となった。
▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権