2-0で日体大柏が勝利(写真=森田将義)

 最初に日体大柏の見せ場が生まれたのは前半9分。丸岡エリアの右でFKを得ると、17番DF岡田ミナトが蹴り込んだボールが直接ゴールに向かったが、思い切って前に出た17番GK清水唯太のパンチングに阻まれた。19分には中盤でのボール奪取からオウイエが左に展開。走り込んだ吉田のパスから、平野が左足でゴールを狙ったが、ブロックに入った徳山に阻まれた。

 チャンスを作りながら、丸岡の身体を張った守りに苦しんだが、22分には丸岡の左CKを12番GK原田眞透が大きく弾くと、セカンドボールを拾った6番MF相原大翔が大きく相手ゴール前に展開。相手の処理ミスを奪った古谷が無人のゴールに流し込み、日体大柏が先制した。「先制点はラッキーな部分もありましたが、我々は相手のCKを常に狙っていた。ある意味、狙い通りの形で得点が奪えました。1年間継続してきた部分が、こういうゲームで結果として、運を引き寄せた」(根引謙介監督)。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
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