FWオウイエ・ウイリアム(写真=森田将義)
33分には丸岡にクリアボールを繋がれ、9番FW中川優斗にシュートを打たれるなど一瞬の隙を突かれ、ヒヤリとする場面もあったが、守備陣が上手く対応し、リードを維持する。日体大柏は後半も奪ったら素早く繋いで相手エリアに侵入。後半10分には左の古谷、中央の植木と繋いで右サイドの平野がドリブルからシュートを狙ったが、滑り込んだ5番DF山田健太がブロック。後半16分にはカウンターから吉田が中央を抜け出そうとしたが、3番DF渡辺颯生のスライディングに阻まれた。
思い通りに追加点が生まれず試合が進んだが、33分には16番DF森田修土がゴール前に入れたパスが、PA内にこぼれると拾った14番MF片野拓久選手がドリブルから決めて、スコアは2‐0。直後にはタイムアップを迎え、日体大柏が勝利した。初出場でベスト16まで進んだ日体大柏だが浮かれた様子は見られず、植木は「1回戦、2回戦では自分たちのプレーができなかった。真ん中の自分たちがどんどんボールをピックアップして、自分たちの流れを作っていくのがやりたいサッカーなので、次の試合からはやっていきたい」と口にした。
(文・写真=森田将義)
▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権