きっかけは開始わずか48秒。MF7真田蓮司(3年)からの左CKに合わせたDF2石井亜錬(3年)のゴールで先制に成功する。福重良一監督の「セットプレーで点を取ろうという話をしていた。相手の得意なプレーでこっちが点を取れば、ダメージは大きいので」という狙いが奏功した。
トリックセットプレーが十八番の高川学園のお株を奪う先制弾で、相手の出端を挫いてみせた。敵将の江本孝監督は「選手に動揺はそこまでなかったですが、最初から勢いをつけたいところでつけられなかったのが悔やまれる」とこの失点を振り返っている。
▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権