神村学園、青森山田相手に鮮やかなカウンターからの逆転劇!

神村学園FW福田師王(写真=矢島公彦)

 第101回全国高校サッカー選手権の準々決勝が1月4日に行われ、等々力陸上競技場では26年ぶり28回目の青森山田(青森)と6年連続10回目の神村学園(鹿児島)が対戦。後半の2ゴールで逆転勝ちした神村学園が16年ぶりのベスト4進出を果たした。

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 初戦となった2回戦の山梨学院高等学校(山梨)戦、3回戦の日大藤沢(神奈川)は共に先制点を許しながら、逆転勝ち。「どういう状況でも勝ちに持っていけるのが今年の良さ」と主将の14番MF大迫塁は口にするが、この日も今年の神村学園を象徴するような試合を披露した。

 序盤は縦に速い青森山田の攻撃に飲まれた。前半16分には、10番FW小湊絆のポストプレーから、6番MF中山竜之介のタメから大外を上がった14番MF芝田玲がクロス。ゴール前に入った小湊が頭で合わせたが、シュートは枠を逸れた。34分には小湊が高い位置でボールを奪うとそのままPA右までドリブルで運んでゴール前にパス。受けた中山がDFに囲まれながらも粘って放ったシュートがゴールネットに突き刺さり、青森山田が先制して前半を終えた。

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▽第101回全国高校サッカー選手権
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