埼玉栄のFW安倍颯汰はハットトリック(写真＝多田哲平)

　高円宮杯JFA U-18埼玉県S2Bリーグ(県2部)第15節が、9月24日に行われ、春日部と埼玉栄が対戦。埼玉栄が7-0で快勝した。

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　戦前の順位は、埼玉栄が勝ち点30で10チーム中2位、春日部は勝ち点5で9位。優勝争いを演じる埼玉栄は立ち上がりこそ春日部に攻め込まれたが、すぐにテンポの良い攻撃を繰り出して押し返していく。

　左サイドのMF11樋口有斗(3年)と右サイドのMF9沖中愛斗(3年)の両サイドハーフの突破力を起点とし、2トップのMF8荒井大和(3年)とFW10安倍颯汰(3年)が精力的にパスを引き出して、素早く敵陣を攻略した。

　14分に沖中が鮮やかなミドルで先制点を決めると、36分にはペナルティエリア内でボールを受けた安倍が冷静にゴール右に流し込み追加点を奪う。

　さらに43分には樋口が蹴った左CKからDF3容貝遥輝(3年)が高打点のヘディングを見舞い、リードを3点に広げた。