興國 vs 昌平

 後半はハーフタイムに修正を加えた興國が主導権を握る。1番GK山際壮汰、5番DF西川楓人、3番DF常藤奏、4番MF柳紫温のビルドアップで昌平のプレスを剥がすシーンが増える。

 対する昌平も53分、右サイドのスローインから荒井がクロスを送ると、走りこんだ9番FW小田晄平が頭で合わせる。しかしこれはクロスバーに当たって下に跳ね返るもわずかにゴールラインを割れず。

 すると昌平は57分に下部組織であるFC LAVIDAの26番MF山口豪太(中3) を投入。その山口はいきなり相手DFを背負いながらボールを受けると、振り切ってファウルをもらうなど見せ場を作る。

 同点に追いつきたい興國は65分、宮原と15番MF平古智也で右から崩すと、最後は宮原の折り返しを中央の11番FW千葉大舞が右足で狙うもシュートはわずかに枠の上にはずれ、決定機を生かせない。

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