松村晃助は巧みな抜け出しとテンポの良いパスで攻撃のアクセントとなった(写真=徳原隆元)

 重心を低く構えたU-18ウルグアイ代表を相手に試合を優位に進めていたU-18日本代表だったが、ボールを奪わわれば鋭いカウンターを受けるシーンも少なくなかった。67分には素早い攻撃から絶好機を作られてもいる。GK中村のファインセーブで事なきを得たものの、これが決まっていれば展開は変わっていたかもしれなかった。

 冨樫監督は「ウルグアイは一発で沈める力を、どのカテゴリーの代表も、各個人も持っている。その怖さは選手たちにもあったと思います」と振り返る。

 一方で「本当に強いチームとやらせてもらったことが彼らの成長につながり、危機感ある80分間を過ごしたことが、それぞれのパフォーマンスにつながったんじゃないかなと。これぞ国際試合というものをすごく感じられた」と手応えも語った。

(文=多田哲平、写真=徳原隆元)

▽SBSカップ国際ユースサッカー2022
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