PK戦で勝利し、応援の専大北上控え部員たちがGK阿見と勝利の喜びを分かち合う(写真=小林健志)
ここ数年プレーオフまでは上がってくるものの、勝ち上がることができなかったが、ついに悲願を達成した小原昭弘監督は「前半はリズム良くサッカーをやれていたのですが、失点がもったいなかったです」と振り返り、後半投入した畠山については「推進力とパンチのあるシュートが持ち味ですが、よく点を取ってくれました」と語った。初のプリンスリーグ東北に向けては「相手も強いので上位リーグで何ができるかいろいろ試したいです」と抱負を語った。
阿見は「最低目標は残留、最高の目標はプレミア昇格を目指したい」、畠山は「専北らしいサッカーで少しでも上位に行けるようにしたい」、今日キャプテンマークを巻いたDF葛西創太(2年)は「今日は相手に合わせて蹴ってしまいましたが、持ち味はパスなので、1年目からプレミアリーグに上がれるよう頑張りたい」とぞれぞれ初参戦のプリンスリーグ東北に向けて意気込みを語った。持ち味のポゼッションサッカーがプリンスリーグ東北でどこまで通じるか楽しみだ。
一方の野辺地西三上晃監督は「昨日はPKで勝たせてもらって、今日は敗れましたが、PKは運とキックの要素があります。明日もう1試合できることをポジティブ捉えて、3年生ももう1試合一緒にできることを喜びやパワーに変えてほしい」と19日の東北学院戦に向けて気持ちを切り替えていた。
(文・写真=小林健志)
▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ東北 プレーオフ(参入戦)