登美丘イレブン(写真=会田健司)
後半に入ると登美丘が攻勢に出る。速いプレスでボールを回収すると、DF中尾が中盤まで上がってゲームメイク。しかし、チャンスを作り5本のシュートを放つも清水谷のGK99植野詩音を中心とした守備陣を崩しきれず。68分にはFW4下道恒輝(2年)が決定機を迎えるもシュートはGK正面。
結局後半もスコアは動かず、勝負はPK戦に突入。先攻の登美丘は1本目をポストに弾かれ失敗すると、5本目もGKにセーブされる。後攻の清水谷はキッカー4人が連続で成功し決着。PK戦を4-3で制した清水谷が決勝T2回戦へ勝ち上がった。
ゲーム後、勝利した清水谷の村井博司監督は「(登美丘とは)初めてやらせてもらったんですが良いチームでしたね。うちは上手くはないですが守備は我慢強いので、あのままいなされ続けると息切れしてしまったかもしれませんが、途中からハッキリ蹴ってくれたのでなんとか守り切れました。攻撃は相手のプレッシャーも速くて中々上手くいかず、最初の1対1もエースが外してしまったので難しい展開になりました」と振り返った。