岸和田産 vs 高槻北(写真=会田健司)
0-0で後半に入るとスコアが動き出す。36分、高槻北は右CKからMF14鎌田陽大(1年)が「いいボールが上がってきたので先に触ろう」とゴール前で合わせネットを揺らした。
先制に成功した高槻北だったが、その後の決定機を決め切れないでいると、岸和田産が62分にDF15宮崎斗輝(1年)のゴールで同点に追いつく。
しかしその直後の63分、高槻北はDF77片岡陽希がボックス内左を縦に突破しゴール前にボールを送ると、DFを押しのけながら飛び込んだFW紙村がスライディングで合わせゴール。
これで勝ち越した高槻北は、67分にも相手GKのラフプレーで得たPKを鎌田がしっかり沈め3点目。このまま3-1で高槻北が勝利した。
ゲーム後、高槻北の守田和正監督は「今日は全然ダメでしたね。甘さも緩さもあって相手にも失礼」と厳しいコメント。「(ボールが)止まってしまうピッチの状況もあったので、上手くいかない事もあると思っていました。今週はボールを蹴れていなかったので、『止める蹴るのところでミスは起こるからその後をしっかりやろう』と伝えていたんですが、それにしてもイージーなミスが多かったので、ハーフタイムには『点を取る姿勢がもう少しないと相手も怖くないよ』と伝えて送り出しました」と振り返った。