2ゴールを決めた春日丘MF12吉田航希(写真=会田健司)

 後半も一進一退の展開の中、47分には清水谷に決定機。左サイドDF14辻拓真(1年)からのスルーパスで抜け出したFW16三木旬平(1年)がループシュート。しかしこれは春日丘GK1内尾悠真(1年)が反応しストップ。

 またも決定機を逃してしまった清水谷に対し、春日丘は50分にクロスをGKが弾いたところをMF吉田が押し込みダメ押しの3点目。その後もMF安達の鋭いミドルシュートや、MF10白石彩人(1年)のキレのあるドリブルなど、攻撃の手を緩めなかった春日丘は清水谷を寄せ付けず、3-0で勝利を収めた。

 ゲーム後、勝利した春日丘の酒井健示郎監督は「選手が頑張ってくれました。(清水谷は)天理カップで一緒に参加していて、対戦はしていないですが情報はあったので、『相手の位置を見て間に入って行こう!』と言っていたんですが、それをみんながしっかりやってくれました」と試合を振り返った。

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令和4年度 第1回大阪公立高校サッカー大会