終始主導権を握った水戸ホーリーホックユースが粘る帝京第三を押し切りプリンス関東2部参入決める!

プリンス関東2部参入を決め喜びの水戸ホーリーホックユースの選手たち(写真=矢島公彦)

 12月17日、高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)が行われ、帝京第三(山梨)と水戸ホーリーホックユース(茨城)が対戦した。

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 試合は帝京第三のキックオフで開始されると、前半から攻撃力が自慢の水戸ホーリーホックユースが主導権を握る展開。まずは前半2分、右サイドからのクロスに反応したFW15立花康生(3年)がシュートを狙うもジャストミートせず。9分にはMF18吉井拓真(2年)がスピードを活かし左サイドから攻め上がると、ドリブルでゴール前へ。ここでパスを狙うも帝京第三GK1近松煌(2年)が好セーブを見せ得点を許さない。

 一方の帝京第三は推進力と高いキープ力のあるFW9藤浪宏樹(3年)へとボールを集める。前半14分はサイドから攻め上がると、中央の藤浪をターゲットにクロス。しかし惜しくも合わずシュートまではつながらず。直後の15分には藤浪のロングスローから水戸ユースのゴールを脅かすも得点には至らない。

 水戸ユースMF11上野山叶夢(3年)やMF吉井らがスピードを活かし、サイドから攻撃を仕掛け帝京第三ゴールに迫る。帝京第三はカウンターやセットプレーなどから好機を伺うも決定機は作れず、前半をスコアレスで折り返す。

 後半に入っても水戸ユースのペース。しかし帝京第三はDF4加賀玲至(3年)やDF5北田秀也(3年)らを中心としたディフェンス陣が粘り強く対応。ゴール前では水戸ユースを自由にさせない。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)
高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関東2部 プレーオフ(参入戦)