滝川第二イレブン (写真=会田健司)

 一点ビハインドで後半を迎えた滝川第二は足元で繋ぎながら同点ゴールを狙うも、さらに激しくなった京都共栄のハイプレスに苦戦。

 貪欲に追加点を狙う京都共栄は58分、「パスが浮いた瞬間"これは行ける!"と思いました」と相手DFに猛然とプレスをかけた山口がトラップした瞬間にボールを奪うと、そのまま持ち込み「"これは絶対決めな自分じゃない!"と思って」豪快に右足でシュートを突き刺した。

 その後も追加点を狙う京都共栄は攻勢を緩めず、3点目とはならなかったもののそのまま2-0で逃げ切り成功。見事な修正力で序盤の劣勢を跳ね返した京都共栄が悲願のプリンス初昇格を勝ち取った。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2022プリンスリーグ関西2部 プレーオフ(参入戦)
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