東福岡、嘉穂に完勝!圧倒的な攻撃力を見せつけ8強進出
東福岡が完勝(写真=中倉一志)
1月21日、福岡フットボールセンターで令和4年度福岡新人戦(新人選手権大会)3回戦が行われ、嘉穂と東福岡が対戦。2回戦で見せた粘り強い守備で東福岡に食らいつきたい嘉穂だったが、東福岡のサイドアタックが爆発。6-0で勝利を収めた東福岡が準々決勝進出を果たした。
東福岡の圧倒的な攻撃力が印象に残る試合だった。だが嘉穂が力を出し切れなかったわけではない。開始直後の東福岡の決定機をGK山口紫音(1年)のファインセーブで防ぐと、2回戦を延長戦で勝ち上がった粘り強さを発揮して東福岡に対抗。怖がらずにラインを上げてコンパクトなゾーンを保ち、ゴール前ではGK山口紫音を中心に身体を張ってゴールを守る。いくつも作られた決定機を全員の力で跳ね返していく。
それでも東福岡は動じなかった。最終ラインでボールを回しながら嘉穂の隙を窺い、1トップの阿部来紀(2年)に当てて起点を作ってから両サイドへ展開。右から對島陸人(2年)、左からは吉岡拓海(2年)がスピードとキレを活かして縦へ仕掛ける。特に吉岡拓海の突破は出色。これを嘉穂は止められない。
▽令和4年度福岡新人戦(新人選手権大会)
令和4年度福岡新人戦(新人選手権大会)