帝京第三の攻撃陣が爆発。粘る日大明誠を振り切り6発大勝

帝京第三イレブン(写真=田中紘夢)

 令和4年度山梨新人戦(新人選手権大会)の準々決勝が2月4日に行われ、帝京第三と日大明誠が対戦。帝京第三が6―2と撃ち合いを制し、準決勝に駒を進めた。

 昨季はライバル・山梨学院の壁に阻まれ、無冠に終わった帝京第三。今季初タイトルをかけた新人戦のベスト8は、序盤からフルスロットルで攻撃に出る。まずは2分、左CKを辻友翔が合わせると、GK中村裕大が弾いたこぼれ球を大室敬慈が詰めて先制。その後は日大明誠の出足の速さに苦しんだが、ビルドアップで落ち着きを取り戻すと、20分に朝比奈漱が追加点を決めた。

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 しかし、日大明誠もこのままでは終わらない。27分には細野漢太の折り返しを西川涼雅がゴールに流し込み、1点差に迫る。その後は帝京第三の反撃を受けるも、36分には小澤波希のオーバーヘッドをGK中村が防ぎ、39分にも小澤のヘッドを今度はクロスバーが救う。なんとか1点差で耐え凌ぎ、40+1分には決定機が到来。阿部瑛太が左サイドを深くえぐってクロスを上げると、相手の足に当たってオウンゴールを誘発しかける。さらにそれで得たCKを林心晴が合わせたが、惜しくも枠を外れた。

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▽令和4年度山梨新人戦(新人選手権大会)
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