浜松開誠館のMF今井航は攻守に奮闘(写真=多田哲平)
藤島崇之監督は「仕掛けながらの打開はよくできた。(長)準喜の良さが普段よりさらに出た」と攻撃面と先制点の長を称えつつ、「CBの津久井と石川が最後のキワの勝負でしっかりやってくれた。そこで優位性が働いた」と守備陣の奮闘も労った。
一方、浜松開誠館も惜しくも敗れたものの好ゲームを演じた。ボランチのMF22今井航(3年)は攻守に渡って奔走し、FW17坂上輝(3年)は最前線で体を張った。またDF24荒明斗空(1年)は、FC東京内定の荒井によく食らいつき、GK1藤井海人はファインセーブを連発した。
浜松開誠館の青嶋文明監督は「自信になる部分はありましたね。持ち味は十分に出せた。1対1である程度止められていたのは収穫でした」と選手権に向けた手応えを語った。
(文・写真=多田哲平)
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