興國イレブン(写真=会田健司)
1点ビハインドで後半を迎えた帝京だったが、選手たちに焦る様子はなく、自信を持って興國ゴールに襲い掛かる。
そして58分、右サイドでFKを獲得すると、MF18田中遥稀(3年)のボールにニアサイドに飛び込んだDF2島貫琢土(3年)が頭で合わせると、ボールが弧を描きながらゴール左に収まった。
島貫のゴールで同点に追いついた帝京の攻撃はさらに圧力を増していく。途中出場となったフレッシュなMF23山崎湘太(2年)とMF14土本瑶留(2年)も両サイドで躍動。中央からはキレが鈍らない押川が相手をはがし、FW10伊藤聡太(3年)も機を見てシュートを放っていく。
しかし興國もDF3常藤奏(3年)とDF5西川楓人(3年)の両CB、ボランチのMF8宇田光史朗(3年)が中心となりギリギリのところで踏ん張り続け、1-1のまま後半戦が終了。10分ハーフの延長戦に突入する。
▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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