MF15仲田堅信の先制ゴールで喜ぶ米子北イレブン(写真=会田健司)

 試合後、勝利した米子北の中村監督は「最初に点を取りたいところで取れたので勢いに乗れました。ハイプレスは年間通してやってきたので、上手くハマってよかったです」と上手く試合に入ることが出来て先制点を挙げたことが大きかったとコメント。

 

 そして「復帰を願ってくれる人が沢山いたので想いに応えることが出来たのが嬉しいですし、なによりプレミア参入戦に勝ったことで、選手権のメンバーに入っていない3年生がプリンス参入戦に出れることが嬉しいです。その想いで彼らも頑張ったと思うし、彼らにもう一度チャンスが回ってきたのが嬉しいです」と、プレミア参入を喜ぶとともに、この試合をスタンドで応援した3年生たちに大事な試合の機会が出来たことを喜んだ。

 守備陣の中心として勝利に貢献したDF森川も「今までは無観客だったりで声援がなかったのですが、改めて声援の凄さを肌で感じて、自分たちの背中を押してくれた応援団に感謝したいです。最初は正直"負けるかも"と怖かったのですが、アップの時に応援団の声を聴いて、凄くモチベーションになって"やるぞ!"という感じになりました」と応援で力をもらったとコメント。

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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
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