年間通してやってきたことを出し切った市立船橋 愛媛FC U-18を下しプレミア残留
市立船橋イレブン(写真=寺田弘幸)
市立船橋のプレミアリーグ残留か。愛媛FC U-18のプレミアリーグ昇格か。緊張感のある中で11日11時にエディオンスタジアム広島でキックオフした一戦は、郡司璃来が4分にドリブルでゴール前に進入してゴールネットを揺らして試合が始まった。
市立船橋が10番の個の力で開始早々にリードすると、冷静に試合を運んでいく。10分を過ぎると愛媛U-18がボールを保持して攻める時間を長くしていき、トップ下の行友翔哉がいろんな場所に顔を出しながらチャンスを作ろうとするが、市立船橋がバタバタすることはなかった。
波多秀吾監督が「今日はボールを持たれると思っていました。すごい苦しいゲーム展開になるんだろうなってことを予想していましたけど、プレーの強度や精度はプレミアで戦ってきた基準が身に付いているので、慌てずに対応しようっていう話をしていました」と振り返ったように、球際の攻防で相手を上回り、ゴール前ではタイトに守って隙を見せない。
▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)