PK戦へともつれこむ激闘を制したのは武南!昌平を下し決勝へ駒を進める

勝利に喜び合う武南の選手たち

 2月18日、令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)準決勝が行われ、昌平武南が対戦した。

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 試合が開始されると、まずは昌平が立ち上がりから主導権を握っていく展開。3分、MF8田口昊輝(2年)が武南ゴールを脅かすと、直後の5分、ゴール前でボールを持ったMF7三浦悠代(1年)がシュートを放つ。するとボールはネットを揺らし、昌平が先制点を奪う。

 その後も試合のペースを握る昌平。8分はMF田口がゴール前までボールをチェイスしシュートを狙うも武南GK1前島拓実(2年)がギリギリのところで体を張ってセーブ。さらに15分にはFKを田口が直接狙うも得点には至らない。

 押し込まれながらもディフェンス陣が踏ん張り追加点を許さない武南。徐々に自分たちのリズムを掴み始めると30分過ぎから攻勢を強めていく。33分はMF10松原史季(2年)のCKから昌平ゴールに迫ると、35分には左サイドを攻め上がったMF松原のクロスにFW11髙橋俊祐(2年)がヘディングシュート。しかしこれは昌平GK1荻谷凌輔(2年)が落ち着いてセーブしゴールならず。

 前半を1-0で折り返し、迎えた後半。前半終盤の流れを受けて武南が攻める。すると45分、武南はCKのチャンスを作ると、MF8髙橋秀太(2年)のキックにDF2島崎貴博(2年)がヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻す。

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▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)