流通経済大柏イレブン(写真＝会田健司)

　1月6日、2023新春高校サッカー強化研修大会(裏選手権)の決勝トーナメント決勝が行われ、八千代をPK戦で下した流通経済大柏が裏選手権を制した。

【フォトギャラリー】流通経済大柏 vs 八千代

　序盤から押し込んだのは流通経済大柏。7分、MF6中田旭(2年)のFKからMF5塩川桜道(2年)が惜しいヘディングシュートを放つと、17分にはMF12田中ショーン涼太がクロスからヘディングシュートを叩きつける。18分にも左サイドから10番MF笠松良緒(2年)がカットインシュート。しかし八千代の守護神GK29徳田桂音がファインセーブを連発。

　その後も流通経済大柏の猛攻を受けた八千代が無失点で凌ぐと34分、左CKのこぼれ球をFW52田中拓光が押し込みネットを揺らす。劣勢の中ワンチャンスをものにした八千代が先制に成功した。

　後半に入っても1点ビハインドの流通経済大柏が押し込む。しかし、PAギリギリ外で獲得したFKを壁に阻まれるなどチャンスを決め切れない展開が続く。