青森山田MF杉本英誉(2年)はクロスやプレースキックで4アシストという離れ業を演じ、正木監督を喜ばせた(写真=小林健志)

 後半に入っても青森山田の勢いは止まらない。42分杉本のコーナーキックからDF菅澤凱(2年)がヘディングシュートを決め、44分にも杉本のパスを受けた米谷がゴール。48分にはロングスローからオウンゴールとなり、58分にも菅澤、試合終了間際の70+2分には途中出場の川口琥牙(1年)がゴールを決め10-0と二桁得点での圧勝となった。

 黒田剛前監督のJ2FC町田ゼルビア監督就任に伴い、昨年秋に就任した正木昌宣監督は「(選手権が終わってから)サッカーをずっとやっていない中、今までやってきたことを表現して、個人でやれることをやろうと言いました」と選手たちに大会前声かけしたという。

 そんな中正木監督は「まあまあという奴もいますが、オッという奴もいますね。14番の杉本とか」と、この試合4アシストし、6得点に絡んだ杉本のパフォーマンスを評価した。「ドリブルや左足のキックは1年生の時から良かったです。右足でシュートを3本くらい打っていたと思いますが、右足も使えるようになってきましたね」とプレーの幅が広がっていることを讃えた。

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▽第22回東北高等学校新人サッカー選手権大会
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