大社 vs 高川学園(写真=森田将義)
「1日2試合の2試合目で疲労のせいにしたらいけないのですが、そういう部分が出て、気持ちで負けていた。プレー面でも短いパスを失ったり、普段なら起こらないミスが多かった」。主将のDF13藤井蒼斗(2年)がそう振り返る展開となったが、15分には右サイドを抜け出したMF16栗林星七(2年)のパスから、FW20浪下元気(1年)がシュート。ゴール前でこぼれたボールに反応したのは、「こぼれ球は一番点が入りやすい場面だと思っているので、こぼれ球は常に狙っている」と口抜擦る田坂。一瞬の隙を逃さず押し込んで高川学園が試合を動かした。
「今、チームで一番良い選手。ハードワークが凄くできる。あの小ささで自分の最大限を出そうとしている」と指揮官が評する1年生FWの活躍で先制した高川学園だったが、以降は続かない。27分には相手エリアを抜け出して放った浪下のシュートも枠を捉えられない。35分に放った浪下のミドルシュートもクロスバーに嫌われ、1-0で前半を終えた。
▽第15回中国高等学校サッカー新人大会
第15回中国高等学校サッカー新人大会