鹿児島城西 vs 長崎総科大附(写真=松尾祐希)
前半はシュートこそ放てなかったが、「午前中に対戦した佐賀商も、準決勝の長崎総科大附も走るチーム。それでもよく戦ってくれた」と新田祐輔監督の言葉通り、タフな姿勢を貫いてスコアレスでハーフタイムを迎えた。
後半に入っても攻撃は思うようにボールを繋げなかったが、徐々にMF芹生海音(2年)を中心に3列目から前線にボールが入るように。FW岡留零樹(2年)とFW矢吹凪琉(2年)の2トップも前者が頭で背後にボールをすらし、後者が背後へ抜け出して相手の最終ラインを慌てさせる場面が増えていく。
しかし、チャンスを作るまでには至らない。後半の中盤以降は足が止まり、相手に攻め込まれる場面が散見。FW新垣太一(2年)などに決定機を作られるなど、ヒヤリとするシーンも何度かあった。
▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会