前半8分にはFW11篠田星凪(2年)が強引にゴール前へと抜け出したが、GK12山口海翔(2年)が前に出てブロック。9分には右サイドでのリスタートが、ゴール前でこぼれた所を川越が狙ったが、山口が足で防いだ。15分には右サイド皆川からのパスを受けた田上が中央を仕掛けたが、身体を寄せた長崎総附のDFにコースを阻まれ、シュートは打てず。こぼれ球をフリーで狙ったFW14高岡伶颯(1年)も枠を捉えられなかった。

 日章学園が押し込む中、輝きを放ったのは主力の不在により、本職FWながらもセンターバックを務めたDF福島文輝(2年)。「日章学園は11番と14番は中に落ちていく動きが多く、トラップした後を狙えと定方先生に言われていました」と2トップが受けた瞬間を上手く潰し、決定機を与えない。

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▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会