長崎総科大附 vs 日章学園(写真=森田将義)
「球際はそんな良くなかったのですが、最後にシュートのコースを抑えて良く守ったというか、凌いでくれた。今回、福島があれだけセンターバックでできたのは大きな収穫です」。定方敏和監督がそう称える働きでスコアレスに抑えて、試合を折り返した長崎総附は後半に入り、引き気味の位置で受けたFW19新垣太一(2年)がゴール前にスルーパスを入れるなど、相手ゴールに迫る回数が増え始めた。
すると、後半17分には後方からのロングボールに、右サイド高い位置で反応した新垣がエンドラインぎりぎりの所で触り、中にクロス。ファーのMF8大屋麻尋(2年)が中に落とすと、最後は走り込んだ甲斐がゴールネットを揺らした。終盤は日章学園に押し込まれる場面もあったが、福島を中心に最後まで粘り強くピンチを回避し、1‐0のままタイムアップを迎えた。
▽令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会
令和4年度第44回九州高校U-17サッカー大会