守備は粘り強く対応(写真=多田哲平)

 後半はどちらもスピードが光るFW13古田和之介(履正社)とFW10小湊絆(青森山田)を投入し、この2人をターゲットによりシンプルかつスピーディに攻撃を展開。これが奏功した。

 49分、右サイドから切り込んだ高足からのゴール前へのパスを小湊がダイレクトで合わせて同点ゴールをゲットする。

 さらに53分には左サイドを抜け出した古田のクロスから、ゴール前まで駆け上がっていた左SBの山内が流し込み、ついに逆転に成功。

 その後、日本高校選抜は出足の早いプレスで相手の攻撃の芽を摘んでいき、追加点を許さない。徳永は鋭いタックルと的確なポジショニングでパスの出所を潰し、坂本と山内の両SBは粘り強く相手の進入を阻止した。

 そして2-1で試合終了。一昨年のチーム、昨年のチームも成し遂げられなかった大会初勝利をついに果たしてみせた。

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▽第37回デンソーカップチャレンジサッカー
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