技術の高さを披露した京都共栄MF福岡景佐(写真=会田健司)

 勝利した関大北陽。昨年のチーム同様に人数をかけた強烈な高速カウンターは健在だ。ゲーム後「自分たちの強さであるカウンター。そこを強みとしているのをわかっているから、そのタイミングになった時は信じて迷いなく行くようになってきた」と矢田竜之監督はそのカウンターの精度に手応えを口にした。

 相手がストロングであるセットプレーに人数を掛けてくるところに自分たちの武器であるカウンターをぶつけた。そしてその武器のカギを握るのがキャプテンのMF田中だ。1点目のシーンでは左サイドでDFを背にしたところから単独で突破しカウンターのスイッチになった。

 その田中も「僕らはカウンターが強みなので、去年からずっと練習してきた形で2点取ることが出来た」と胸を張る。「2点目は相手が1に対してうちは3人前を走っていた」と田中が言うように、最後は田中がフィニッシャーとなったが、パサーのMF立花がどこを選択してもシュートに持っていける状況を作った。矢田監督の言う「信じて迷いなく行く」というチームの共通認識がなくては出来ない攻撃だ。

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▽第75回近畿高等学校サッカー選手権大会
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