三重・大阪学院大高ともに見せ場を作り、3-3のドロー

三重 vs 大阪学院大高(写真=白鳥純一)

 第1回高校サッカードットコム杯 in SORA RINKUの1日目・第2試合が3月22日に開催され、大阪学院大高(大阪)と三重(三重)が対戦。30分ハーフで行われた試合は、両チームともに見せ場を作り、3-3のドローで試合を終えた。

 試合が動いたのは前半3分のことだった。ゴール前の混乱から三重が先制ゴールを奪う。だが、対する大阪学院も1分後にMF68岸本大悟(新2年)のゴールですぐさま同点に追いつく。「立ち上がりのところから、もう少し自分たちの時間が長く取れていれば、チャンスを多く作り、失点も減らすことができたと思う」と三重の徳地俊彦監督は、試合後のインタビューで、リードしてまもない時間帯への失点に、後悔を覗かせた。

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 その後は、「プレスをかけて相手の良さを消しながら、3バックの空いたスペースにボールを出す」(大阪学院・小野原明男監督)ことを狙いとする大阪学院に対し、「そのスペースを消しつつ、味方選手が孤立しないようにボールの受ける」(徳地監督)ことを重視する三重。双方のベンチから激しい指示が飛び交うなかで、その後も見せ場を作ったが、1-1のままで前半を折り返す。

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▽第1回高校サッカードットコム杯 in SORA RINKU
第1回高校サッカードットコム杯 in SORA RINKU