DF24橋本のヘディングシュートが決勝点(写真=会田健司)

 ゲーム後、勝利した富田林のキャプテン橋本は「直前の試合では内容も良くなくて心配な部分もあって、今日も内容面では全然よくなかったので次の試合に向けて直すところはいっぱいあるんですけど、取り敢えず1勝できたことだけは良かったです」と試合を振り返った。

 決勝ゴールを決め「重要な試合で決められて良かった」と喜んだ橋本。しかし「全体的に走れていない。ここまで1年間やってきたことが出せなかった」と課題を口にし反省した。

 そして「入った時は2個上の先輩が凄く強くて、去年も1個上の先輩に引っ張ってもらってここまで来ました。今は2年生に支えてもらって感謝しかない」と語った橋本は、「人に支えてもらっている感謝を伝えていきたい」と悔いが残らないような自分たちらしいプレーをしたいと、キャプテンとしてチームの気持ちを代弁した。

 2回戦の相手は泉北。「次も負けたら終わり。泉北高校は強い相手なんですが、この1週間で今までやってきたことを思い出して良い準備をしたい」橋本はそう次戦に向け意気込んだ。

 (文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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