履正社MF倉田は2ゴールの活躍(写真=会田健司)

 リードを2点に広げた履正社はさらに突き放す。61分、右サイドで相手と入れ替わった宇都宮が中央にスルーパスを通すと、駆け上がった途中出場のMF11木村有磨(2年)が落ち着いてゴールに流し込み3点目。

 一矢報いたい常翔学園はアディショナルタイムに河邊が左からカットインシュートを放つも、これも枠を捉えることが出来ず。そのまま試合は終了し、3-0で履正社が勝利した。

 会心の内容とはいかなかったものの、大会2連覇に向け難しい初戦を突破した履正社は中央トーナメント準々決勝に進出。前回大会準優勝の関大北陽を下した阪南大高と6月4日に対戦する事が決まった。

 (文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
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