大会連覇を狙う履正社が常翔学園を3-0で下し初戦突破!10番MF倉田が2ゴールの活躍

インハイ予選の初戦に履正社イレブン(写真=会田健司)

 5月28日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選の中央トーナメント2回戦全試合がJグリーン堺で開催。履正社vs常翔学園は、履正社が3-0で勝利し中央トーナメント準々決勝に進出した。

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 シードの為この試合が初戦となったプレミアWESTの履正社と、2次予選2回戦から2試合勝ち抜いてきた大阪1部リーグの常翔学園が対戦。

 昨年もこのラウンドで対決した両チーム。その試合では常翔学園が前半に退場者を出しながら、終盤まで1-1で粘り接戦を演じた。最終的には履正社がMF名願斗哉(川崎F)の2ゴールで常翔学園をなんとか振り切り、難しい初戦を突破すると、そのまま大阪の頂点まで駆け抜けた。

 序盤から一進一退の攻防が続く中、ペースを掴めなくても、それでも取り切ってしまうのが前回王者。20分、FW7宇都宮翔菜太(3年)が中盤左に落ちてパスを受けると、前のスペースに走り込んだFW9河野朔也(3年)に縦パスを通す。河野からリターンを受けた宇都宮のクロスは弾かれるも、拾ったMF8安羅夕雅(3年)が入れ直す。ファーサイドに走り込んだMF10倉田竜雅(3年)がこのクロスを頭で仕留めゴールネットを揺らした。

 先制を許し、前半のうちに追いつきたい常翔学園だったが、履正社の3バックを流れの中で攻略できず。ならばとセットプレーからゴールを狙うも崩しきれず、無得点のままハーフタイムを迎える。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選