先制点を奪い喜びを分かち合う川崎U-18(写真=志水麗鑑)
後半開始早々、市立船橋が同点に追いつく。47分、左サイドからMF21森駿人(3年)が華麗なドリブルで相手の守備網を切り裂き、右足を一閃。シュートは相手GKに阻まれたが、セカンドボールを拾い2次攻撃で右サイドのDF2佐藤凛音(3年)からクロスが上がり、ゴール前でFW29伊丹俊元(2年)が押し込んだ。
同点弾を奪った市立船橋の勢いが増し、とりわけデュエルでは強さを発揮。鋭いチェイシングで川崎U-18のリズムを乱していく。
すると70分にはカウンターからFW郡司がシュート。FW郡司は77分には右サイドを打開して相手GKとDFの間に際どいクロスを送り、79分にはドリブルからフィニッシュに持ち込むなど、ひと際存在感を示していた。
川崎U-18は市立船橋の猛攻を受けながらも、87分に勝ち越しに成功する。前がかりになった相手の裏を突くロングボールをFW岡崎が前線で収め、途中出場のFW28香取武(2年)に落とす。ボールを受けたFW香取は右足を振り、強烈なシュートでネットを揺らした。
▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2023 EAST
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