北越 vs 帝京長岡

 この日1得点2アシストを挙げて勝利の立役者となった帝京長岡の堀は終盤に2失点したことを反省点に挙げたが、開幕から8試合で31得点を奪うチームの攻撃力には「複数得点が奪えていることはポジティブ」と手応えを示す。川上健コーチも「試合の終わらせ方に課題は残ったが、総体県予選前にいい経験ができた」と話した。

 対する北越は5失点と守備が崩れたが、多くの決定機は作り出した。ケガ人を抱える守備ラインでスタメン出場が回って来た源田はフル出場。荒瀬陽介監督は「守備はまだまだ」と言うが、得意のロングフィードで攻撃をけん引。セットプレーのキッカーとしてもチャンスを演出した。源田は「総体県予選前に帝京長岡のプレースピードを肌で感じることができた。次は自分の良さをチームに生かして勝利に貢献したい」と、総体県予選でのリベンジを誓った。

 この日の勝利で総体県予選連覇へ弾みをつけた帝京長岡。チームのエースナンバー14を背負う堀は「北越には今日の5得点でインパクトを残せたと思う。プリンスの90分から(総体県予選は)70分に(試合時間が)変わる。どの試合も序盤から飛ばし、まずは(県内)1冠」と気合いを入れた。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 北信越1部
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