4大会連続(2020年度大会は中止)の関東大会出場を決めているこの名門は、狭山ヶ丘との2回戦(初戦)を1-0で制すと、準々決勝で本庄東を5-1で下し、準決勝では浦和東に3-0の快勝と、3戦9得点1失点の好成績で決勝に駒を進めていた。
一方で埼玉平成は、1回戦で大宮東を4-0で破り、2回戦で武蔵越生を1-0で下すと、準々決勝では花咲徳栄を2-0で撃破。初の4強入りを果たすと、その勢いのまま準決勝で東京成徳大深谷に1-0の会心の勝利を収め、初の関東大会出場を決めていた。
迎えた決勝。立ち上がりに埼玉平成にリズムを掴まれた武南は次第にボールを握り返したが、どちらかと言えば「持たされていた」印象だった。要所を締める埼玉平成の守りをなかなか崩しきれない。
▽令和5年度関東高校サッカー大会埼玉予選
令和5年度関東高校サッカー大会埼玉予選