先発“オール3年生”の東京朝高が6発快勝!葛飾野は2点を返すも敗退
東京朝鮮中高級学校が6-2で勝利(写真=石黒登)
令和5年関東高校サッカー大会東京予選の1回戦が4月9日に行われ、東京朝鮮中高級学校と都立葛飾野が対戦。東京朝高が6-2で勝利を収め、2回戦進出を決めた。
先発11人を3年生で固めた東京朝高が6発快勝。前半10分、FWリュ・サンウ(3年)が内に切り込んで鋭く右足を強振し、大事な先制ゴールを突き刺す。「自分はずっと怪我をしていて、イギョラ杯も出ていなかった。チームに迷惑をかけていたので、やっぱり自分が前で仕事をして、しっかりとチームを勝たせられるように」という気持ちが乗った渾身の一発だった。
東京朝高はその後、13分に同点とされたが、24分には右サイドでボールを持ったMFパク・チソン(3年)がディフェンスを振り切ってゴール。2-1として試合を折り返す。
そのパク・チソンは後半6分にもドリブルの仕掛けから得点をゲット。17分にはパク・チソンのクロスからFWパク・スノ(3年)が、31分にはFWチョン・チャンゴン(3年)がゴール。その後1点を返されたものの、終盤にはキム・ヒョンジン(3年)の右CKをパク・スノが押し込んで6-2とし勝利をものにした。
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▽令和5年関東高校サッカー大会東京予選
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