前日の1回戦で明桜(秋田)を5-1で退けてきた帝京長岡に対し、開催県第1代表の旭川実はこの2回戦から出場となった。地元高校の雄姿を一目見ようと、スタンドは多くの観客で埋まり、ゴール裏にはサッカー部以外にも約800人の生徒が陣取り大声援を送った。
盛大なエールを背にした旭川実は立ち上がりからフルスロットルで仕掛けていく。13分、左サイドの崩しからファーサイドで待ち構えていたFW6鵜城温大(3年)が合わせて先制点を奪ってみせた。幸先の良い滑り出しに会場のボルテージはますます上がっていく。
FW10和嶋陽佳(3年)が果敢に飛び出して縦パスを引き出し、MF5工藤葵柊(3年)とMF14萩野琉衣(2年)は攻守で献身的に働いた。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)