前橋育英、PK戦の末に東山を下し3回戦進出

歓喜の前橋育英イレブン(写真=古部亮)

 7月30日、北海道・旭川市で令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の2回戦が行われ、前橋育英(群馬)と東山(京都)が対戦。PK戦の末に前橋育英が勝利を収め、3回戦に駒を進めた。

【フォトギャラリー】東邦 vs 神村学園

 大会連覇を狙う前橋育英と第101回全国高校サッカー選手権大会準優勝の東山の一戦は、試合開始から東山が前線からの連続性のあるハイプレスをかけ、前橋育英にプレースペースを与えない。そしてリスタートからロングスローを武器に東山は前橋育英ゴールに襲いかかっていく。23分、MF6古川清一郎(2年)の蹴ったCKの混戦から、FW11松下凌大(3年)がシュートを放つもこれは惜しくもゴールバーに直撃。その後は東山のリスタートをU-17日本代表の前橋育英GK1雨野颯真(3年)を中心にしっかりと守り、得点機を与えない。前橋育英はグラウンドコンディションと東山のプレスに苦しむも、途中からロングボールを織り交ぜ、FW15佐藤耕太(2年)が前線でポイントを作り、攻撃の起点となっていく。しかし、得点までは至らず両チームスコアレスで折り返す。

【次のページ】 2回戦 前橋育英 vs 東山(2)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)