一方、静岡Aリーグ(県1部)勢の清水桜が丘は地区予選から8戦全勝で決勝進出。中部地区を1位で突破すると県大会では2回戦で島田商に6-0、3回戦で袋井に2-1の勝利。準々決勝では昨年県王者の磐田東を3-1で撃破し、準決勝では清水東に2-1で競り勝った。3大会ぶりのインターハイ出場を目指し、この決勝に臨んだ。

 立ち上がりこそ一進一退で落ち着かない試合展開となったが、15分頃から静岡学園が徐々に流れを掴む。17分に右サイドをえぐったMF10高田優(3年)のクロスからFW9神田奏真(3年)が際どいシュートを放てば、19分には神田とのワンツーで抜け出したMF5福地瑠伊(3年)が清水桜が丘ゴールを脅かした。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選