相生学院イレブン(写真=会田健司)

 後半も立ち上がりに神戸弘陵が石橋の突破から決定機を作ったが、馬場のシュートはわずかに左。すると同点に追いつきたい相生学院が40分に2枚の交代カードを切り勝負に出る。

 投入されたMF7宮城丸(1年)がキレのある動きで幅広く動き回り徐々にペースを握り始めた相生学院だったが、神戸弘陵もキャプテンのDF4岡未來(3年)を中心に要所を抑えた守備で対抗。ボールを持たれても危険なシュートを打たせなかった神戸弘陵が最後まで集中を保ち相手を完封。1-0のまま逃げ切った神戸弘陵が新人戦に続き県内2冠を達成した。

 (文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)兵庫予選