大会5連覇を狙う大津が、終了間際のゴールで慶誠を下して決勝進出
大津vs 慶誠(写真=井芹貴志)
6月6日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選準決勝第2試合は、1月の新人戦準決勝と同じ顔合わせ。初の頂点を狙う慶誠と、同じ相手に二度続けて負けるわけにはいかない大津が対戦した。
1月の新人戦では、アディショナルタイムにカウンターから2点を挙げて逆転勝ちしたものの、「相手をリスペクトしすぎた」(古木裕監督)ことで前半にリードを許す展開を強いられた慶誠は、そのゲームの反省を生かして立ち上がりから積極的にプレッシャーをかける。
そうした中、新人戦での対戦時には高校選抜への選出で不在だったキャプテンのMF碇明日麻、DF田辺幸久の主力2人が攻守を引っ張る大津は、徐々にボールを握ってペースを掌握。中盤のMF兼松将とMF嶋本悠大が狭いスペースでボールを受けては左右へ展開し、アウトサイドが追い越して大外からのクロス、あるいは相手の間のスペースを狙うFW山下景司の抜け出しなどから慶誠ゴールに迫る。
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)熊本予選