DF梅﨑敦也ら都立豊島の守備陣も奮闘(写真=多田哲平)

 結局、前半はスコアレスで終了。ようやく先制したのは後半が始まって間もなくの45分だった。右サイドを突破したDF2平井涼真(3年)のクロスにFW19堀口大介(3年)がダイビングヘッドで飛び込んで決めた。

 この先制点で余裕を得た駒澤大高はここから畳みかける。69分には再び右サイドのクロスから今度はFW8北畠遥人(3年)が頭で合わせて追加点。さらに77分には、みたび右サイドのクロスからMF13秋元心太(3年)が頭で合わせて3点目。3点差に突き放した。

 そのまま駒澤大高は3-0で勝利。2次トーナメント進出を決めた。

 一方で敗れた都立豊島も粘り強さを披露。GK12池田佑樹(2年)は好セーブを連発し、DF3梅﨑敦也(3年)とDF4山口涼太(2年)は体を張ってシュートブロックに努めた。一方で攻撃でも見せ場を創出。50分過ぎには立て続けにチャンスを作り、FW19三宅隆之介(3年)の際どいシュートにつなげた。

(文・写真=多田哲平)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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