成立学園、多摩大目黒にウノゼロ勝利!分厚い攻撃を凌ぎ、ワンチャンスをモノに

先制点を決めた成立学園MF平原健吉

 令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選の1次トーナメント1回戦が5月21日に行われ、成立学園多摩大目黒が対戦。成立学園が1-0で勝利を収め、2次トーナメント進出を決めた。

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 立ち上がりは、多摩大目黒がテンポの良いパス回しでプレスをかわながら、第101回全国高校サッカー選手権大会の代表校でもある成立学園を押し込む。対して守備的に試合に入った成立学園はショートカウンターと遅攻を織り交ぜて打開を試みる。

 最初にチャンスを作ったのは多摩大目黒。前半12分、MF9馬場相太(3年)が右サイドからの縦パスに反応すると、相手DFと並走しながらも強引にシュートに持ち込む。これはGKの正面を突いた。

 多摩大目黒は守備時にコンパクトな陣形を保つ。パスの出所を予測しながら素早いプレスを仕掛けてボールを奪い、攻撃の時間を増やしていく。前半は多くの時間で主導権を握っていたが、スコアレスで試合を折り返した。

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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
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