桐光学園MF齋藤俊輔はドリブルシュートを決めた(写真=佐藤亮太)

 36.1℃の酷暑のなか、桐光学園は相洋をシュート2本に抑え、試合の主導権を最後まで握り続ける、完勝ぶりだった。

 攻撃の核となったのが4-4-2の両MF、左MF齋藤・右MF松田のふたり。後半の3得点に両者が関与している。

 「攻撃の中心が松田、齋藤、彼らふたりであることは間違いない。彼らが気持ちよくやらないと攻撃の上積みはできない」と桐光学園・鈴木勝大監督。

 長短のパスやクロスでピッチを彩るMF松田、スペースを見つけたならばゴリゴリ仕掛けるMF齋藤。このコントラストが多彩な攻撃を生む。

 鈴木監督も「彼らにどれだけゴール近いところで前向きなプレーをさせるか、その回数を増やすかがチームのテーマ。攻撃のスイッチを入れることで相手にとって脅威になるはず」と全幅の信頼を寄せている。

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